2007年7月アーカイブ
神様に捧げるワイン
左京
今までの話を聞いても十分真輝君は仕事をしてると思うんだけど、あらためて、仕事ってなんだろう。
手塚
働くとか仕事ってことを考えた時に、まずその前に“生きる”っていうことがあるわけでしょ。そのために食べなきゃいけない。ご飯を食べなきゃいけないから、昔の人たちは自分たちで狩りをしたり、畑を耕したりしたわけだよね。それはまず一番わかりやすい“働く”じゃない?
この間フランス行った時に聞いたんだけど、一番最初にドンペリを作った人は修道院のお坊さんをしていたドンペリさんで、その人が何でドンペリを作ったかというとね、世界で一番美味しいワインをつくって神様に捧げようと思ってつくったんだって。
神様に捧げるために世界で一番美味しいワインをつくろうと思ったのがきっかけでその結果ドンペリができた。
左京
おもしろい。
手塚
でしょ? 結局は仕事って誰かのために何かをすること。最初は自分のために何かをすることが仕事だったんだけど、今度は神様のために何かをすることが結果的には仕事になっちゃう。それで、収益を上げるわけだから。
仕事っていうのは自分のためじゃなくて、過剰な収入を得ること。それはつまり、人のためにやることなんだよね。そしてそれをみんながお金を払って買う。
左京
そうだとすると、真輝君の仕事は来てるお客さんに楽しんでもらっていい時間を過ごしてもらって、ありがとうってお金を払ってもらう。そのお客さんのためにやってるってことでしょ?
手塚
そうだね。でも今の俺の役割は、お客さんに楽しんでもらうっていうよりは……、結果的にはそこからお金が入ってくるけど、今の俺がやるべきことってうのは、そういう場所を作っている人間を育てることなのかな。今の俺がやろうって思ってることは、商店の入り口、八百屋さんの入り口で「いらっしゃい、いらっしゃい」って言ってるところから、一歩中に入った感じだね。
でも結局は一緒だけどね。お店を大きくしたいっていうことが目的だから。単純にお店を大きくしたいって言ったら、利益を求めることに聞こえちゃうかもしれないけど、そこには自分自身のモチベーションを上げる理由がそれぞれあるんだと思うんだよね。大金持ちになりたい、歌舞伎町のキングになりたい、俺の場合はたぶん、さっきから言っているように自分自身が成長すること、今やろうと思ってることをやり切った時の自分に出会うこと。
だから、ひょっとしたら、俺はこんなものつくったんだっていうのをこいつらに売らしたらどうなんだろう、やったら楽しいのかもしれない。こいつらはそれに伴って、いろんな面で成長してくれて、そしたら自分でお店を持って俺の店とは違うところでお店をやりたいって言うかもしれないしね。

この先どういうふうに仕事をしていきたいかって考えたときに、たぶん街をつくりたいんだよね。俺は。
街ってさ、例えば動物病院があったり、お医者さんがあったり、パスタ屋さんがあったり、蕎麦屋さんがあったり、それぞれ最低限必要な役割のものは絶対あるんだよね。それが大きいか小さいかだけの差で。だけど、全体でひとつの街として見て考えたときに、それぞれの役割をもったそれぞれのものがあるじゃない。
だから、街っていうのは本当の街じゃなくて、なんとなくわかる? それぞれの役割を持ったものが、自分ではどうにもできない人間たちが集まってきているなかで、俺たちはこんな街を作ったんだっていうのが作りたいのかもしれない。ダメな人間たちからはいあがってきて。俺だってもともとホストなわけだし、これからもホストで生きてこうって思ってるのは、やっぱりそういう若い人間たちと会ったからだし。俺はもうホストじゃない、経営者だって言っちゃったら、なんか嫌なんだよね。そんな俺たちでも街をつくれるんだよって、だから要は言ってみれば人生の敗者復活戦なわけだよ。
きっと誰もが敗者復活戦なんだろうけどね。勝ち進んだ人間なんて世の中で一人もいないと思うんだよ。どっかで挫折してどっかでダメになるわけじゃん。だから今は敗者復活戦をまとめてみんなでやろうよっていう感覚はあるかもしれない。それが街っていう形でできたら面白いし、理想なのかなっていうのはある。

左京
「街」のなかにあるいろんな役割っていうのは、今お店にいる若いスタッフがそれぞれのやりたいことで、それはバラバラはわけだけど、ホストをこのまま続けていく人もいれば、何か自分の店を持つ人もいる、そういうふうに自分のやりたい役割みたいなものを見つけるきっかけをつくってあげたいし、必要だったら独立していけばいい。そのなかでそれぞれが機能していくっていうか、自分の役割をちゃんとやって生きていく状態が理想。
手塚
そう、一回ホストっていうフィルターを通ってからその役割になるっていうのはすごくおもしろいかなって。
左京
学校みたいだね。手塚学校だ。
手塚
でも、卒業するには、その学校で良い成績を残せないと俺は嫌なの。学校にいる時に残せない人間を外に出すっていうのはね。学校で良い成績残せなくても、それ相応の才能ある人間にこういう学校が良いと思うよ、おまえはこういう道が良いと思うよって言ってやることが本当の理想かもしれない。
だけど、まだその段階になるためには、俺たちの学校自体の資金力だったりエネルギーがまだ足りないよね。その部分が一番の悩みかもしれない。だから早くこの学校をでかくしたい。この学校を早くでかくしちゃえば、もっともっと教材変えたいってなれば教材買えばいい話だし、学校でかくしたいから建築やれよっていったら建築やらせればいい話だし。そういうことを考えると今をがんばれるかな。
左京
それは単純に資金力とかだけじゃなくて一回手塚道場みたいなところで、自分の役割に対峙した時に大事になってくることを伝えていって欲しいっていうか、やれるようになって欲しい。そこが手塚学校のすごい大事なコアだと思う。
手塚
そうだね。
左京
別に資金力があるからって、手塚道場に来た人にお前にはこれが向いてるんじゃないの? って言ってすぐに辞めさせるってことじゃないと思う。やっぱり学校はくぐんなきゃいけないんじゃないの? じゃないと出さないよ、真輝君は。「よし、合格!」って言って、「街に出てよし」って言ってからじゃないと嫌でしょ?
手塚
嫌だね。それはあるね。でも、だから楽しくなったんじゃないかな。多少、未来が見えてくるかな。
(続きます!)

今をがんばることの意味
左京
がんばれないことってあると思うんだよね。これじゃないのかな、とか。もっと違う方向があるんじゃないのかな、とかって、たぶん社員のなかにもいるでしょ? きっと。
今はここにいるけど、自分は本当は別の才能があると思うからあんまり目の前のことには真剣になれなくて、みたいな。そういう時、相談とかどう答えるの?
手塚
そういう時はね、うーん。前まではおしつけちゃう部分とかあったけど、今はもうちょっと自分自身がしっかりしなくちゃなっていうのがある。この学校っていうのは、ウチの店はこういう方針でこういうふうにやってくんだよ、って今なら話を具体化して、もっとみんなで同じ方向を見れるようにしなくちゃいけないと思うんだよ。
そこでやっぱり、考えが違うっていう人間は出ると思うし、今もいると思うけど、それはそれでしょうがない。それに、じゃあ、この店を利用してステップアップに使ってやろうって思える関係はWIN-WINなわけじゃない? 現状で言えば。ウチの店で売り上げ上げることは店にとっても良いことだし、彼にとっても良いことなんだから、そういう人間が増えてもいいと思うの。これからはね。
実際、「Smappa!」で10人くらいでやってる時に比べれば、そういう人間も多いと思うんだよ。だけど、それはそれかな。
自分が求めてるものだったり、自分のビジョンをもうちょっと俺ははっきりさせないと、見失っちゃうようになっちゃうのかな、っていう不安がある。時間が惰性に過ぎていって、ある程度のビジョンを語ったとしても、結果がついてこなかったり、わかりづらかったりすれば、今まで俺についてきた人間たちにも不安だって起きるわけじゃない? 日々の生活に疲れることだってあるし。
だから早くわかりやすくしなきゃな、っていうのはある。結局、今がんばることの意味をもっとわかりやすく人に教えないと、だね。
左京
今、かんばることの意味か。それなんだろうね? 今、自分がそこにいる場所でがんばることの意味。さっきからその話なんだけどね。
手塚
うん。結局どんな状況になってもやれることなんかひとつで、今日一歩足を踏み出すことだけなんだよっていう言い方をよくするけど、自分が今乞食だから何もしないんだとか、俺は100万円持ってるから何もしないんだとかじゃなくて、結局今やることは、今100万円持つ人間にはなれないけど、一歩踏み出すことだけじゃない?
だからどうなったってやんなきゃいけないんだよって言っても、やっぱり実際にそれは結果がついてこなかったり、実は、本当は前に進んでるのに自分では気づかないことってよくあるじゃん? 人って。そうするとモチベーションは下がるよね。そういう人間は悩むだろうし。
でも、とにかく客が入ろうが、暇だろうが、どんな状況のなかでも、ひたすら自分の質を高めることが出来るかどうかが大切なんだって。そんなことを、ちゃんとわかりやすく説明できるようにならないとダメなのかなって、俺は。
左京
今がんばることは後につながる、というか。
手塚
そうだね。つながるってことをもっとわかりやすくしないと。誰だってそうじゃん? 俺だって、今がんばってるからって何かいいことあるかって言ったら別にないし、でも1ヶ月、2ヶ月経ったときに、自然と何かができてたりして、あぁそういうことかって思うときもあるかもしれないし。形として結果として出るときってそんなにないからね。
モノつくったりすることはわかりやすいけどさ。だけど、そうじゃない。そう考えると、求めるものは自分自身の成長しかない。そこの魅力をもっとそれぞれが感じないと。昨日よりも今日がんばることが意味ねぇなって思っちゃったら、ダメだよね。俺自身もそうだと思うし。その魅力ぐらいかな。俺にとって。
そんなこと言わないでも自分自身の目標しっかり持ってがんばれる人間はいるけどね。
左京
結構どの仕事でもいいっていうかさ、よく思うんだけどどの仕事にもあてはまる感じしない?
手塚
うん。俺もどの仕事やってても一緒だって言うもん。何やったって一緒だし、どうせがんばんなきゃいけないんだし、保障なんかないし。今、やるかどうかっていうだけだと思うし、一生懸命やってれば、チャンスなんて勝手に舞い込んでくると思うし。
今がんばることを覚えるっていうのが一番わかりやすいかな。若いこには。がんばり癖がついてれば、なにしたってがんばるから。
(続きます!)
心境の変化
左京
最初に真輝君と会った時って「Smappa!」オープンさせた頃の後かもね。あんまり楽しくないっていう状況はもう終わってた。その頃自分のなかで何か変わってきてたの?
手塚
俺が本当に変わったのは店をオープンさせて、従業員、若いやつらを面倒みるようになってから。オープンから1年くらい経ってからかな。責任を感じるようになったのかもね。それが一番じゃない?
でもまあ、ひょっとしたら本当にそいつらのことを思ってるかっていったら、結局自分自身のエゴなのかもしれないけどね。でも、それが本当に原動力になったのは事実でもあるし。最初は、お店を継続するっていうことに対してもいつでも辞めちゃえばいいやって思ったからね。

左京
その時は感覚がまだプレーヤーだったんだろうね。その後に、ひとりのプレーヤーじゃなくて監督のような立場になってきた。
手塚
そう、初めて。結局1年以上経つまではずっとそうだったんだよね。でもそれくらいから、自分自身が成長することをずっと魅力に思ってたのが今度は自分自身の身内だと思うようになった人間たちが成長する姿を見ることにも、すごく魅力を感じるようになったかもしれない。
左京
人を成長させることが、逆に真輝君にとっても成長かもしれないし。
手塚
それもあるかもしれない。その部分にも魅力を感じるようになった。
左京
たぶん、それがないとやれないと思うんだよね。真輝君の性格的に。
その人のためだけって結構できないじゃない?

手塚
出来ない、出来ない。人のためって思ってやることは結局自分に返ってくると思うけどね。今の俺だったらね。
やっぱり、裏切られることの方が多いからね、俺たちは。信用して良かったなって思うことよりも。9割裏切られて、信用して良かったなっていうのは1割くらい。お客さんに対しても自分自身に対しても。だから源氏名っていうものがあるわけだし、履歴書なんて嘘っぱちでいいわけだし、生い立ちなんて関係ないし、要はすべてがフラット、0から始められる街が歌舞伎町なのかもしれない。
だから瞬間最大風速だけでいいわけだから。人のこと考えてる人間なんかいないと思うし、あとくされのない街だからこそ、それが誰でも来れる街の魅力だしね。裏切られることに慣れちゃってるんだよね。でもだからこそ、信用したり、されたりする、当たり前のことがものすごく嬉しく感じられる。
(続きます!)
個人商店から経営者になったけど。
手塚
ホストの仕事は自分の中で23歳くらいまでやるっていうのがあったから、23,4歳くらいになってから考えようって思ってた。一生やるわけじゃないっていうのはわかってたけど、どっかできっかけがくるんだろうなって23,4,5くらいの頃の自分に勝手に期待してたんだよね。なんかチャンスがくるんじゃないかって。
左京
それで実際、23,4歳の頃は何してたの?
手塚
バリバリやってたよ。でも、悩み始めてた。
左京
ちょうど「Smappa!」オープンくらい?
手塚
「Smappa!」オープンするのが25歳くらいかな。それまでいたお店を、取り敢えず辞めて違うことやろうと思って。そしたら今度は出来ることが何もなかった。自分がやれることが分かんなかったんだよね。
例えばその時『深夜特急』読んでたからバックパッカーになろうとか思ってたし、それかお寺に入ってお坊さんになろうかなーくらいしか思わなかったし仕事を知らないから職種も思い浮かばない。世の中に他にどんな仕事があるかもわからないから、勢いでお店始めた。別に独立して、「よっしゃ、俺は新宿でのし上がってくぞ」なんて思ってなかった。
左京
でも、個人商店のままでもよかったわけでしょ。
手塚
それに関しても不安があったんじゃない? 今度はずっとこのまま続けていくことはできないし自分の成長っていう意味でも、もう本当に繰り返しになってたから。ある程度極めたっていう言い方は変だけど、自分のなかで、ある程度の方程式ができちゃったら、次に新しいお客さんができたって、その方程式に当てはめるだけの繰り返しになっちゃってる。
それが本当に儲かるコツなのかもしれないけど、それが出来ちゃったらあんまり魅力はなくなっちゃった。稼ぐことはできただろうし、個人商店を続けることもできたけど。
左京
自分でお店をやるのは初めてだったわけでしょ? それまで個人商店っていう舞台のなかの、いちプレーヤーだったのが、全然違う役割になる訳だよね。
手塚
当時は全然違う役割だとは思ってなかった。別に店やることが難しいとは思ってなかった。肩肘はらずに自分がやりたいことをやるっていう感覚で店始めた。
左京
そこに新しいチャレンジみたいなものは?
手塚
あったと思うよ。あったけど、水商売のホストっていう仕事が自分の中で、世間から見たときのイメージとして別に良くはないっていうのがあったから、店出したからってよくやったなーとか全然なかった。すげーがんばった、今日達成したーみたいなのは全くなかったよね。
左京
とりあえずそれしかないと。
手塚
そんな感じだった。そう、とりあえずそれしかなかった。
左京
あんまり楽しくなかったの?
手塚
全然楽しくなかった。店オープンさせて、別に楽しいとか・・・・・・、変わんなかった。
左京
個人商店が大きくなってる時はさ、分かりやすい結果が出たり、自分なり商売の仕方が出来たりしてそこは楽しかったわけでしょ? 自分の成長を感じられるわけだから。でも、そういうのはその時はなかった?
手塚
一軒目を出したくらいの時は全然思わなかった。本当何も考えてなかったし、ビジョンもなかったし、本当ノリだね。高い買い物、高い車を買ったのと同じような感じだね。でもひとつ変わったのは環境かな。いろんな人たちと接する機会が増えた。
その頃ね、敬語の使い方とか忘れてたもん。敬語を喋ることなんかなかったから。だから、親に保証人になってもらわないとテナントの契約できないってなって実家に帰る時に、妹に「俺、お父さんのこと何て呼んでたっけ」って聞いたもん。「お父さん? オトン?」とかね。「敬語で喋ってたっけ」とか聞いた。どうやって喋ってたか感覚がもうなかった。忘れてた。
(続きます!)

その先にあるのは、成長する自分。
例えばね、何かの仕事をする時に書類をまとめるとか、それ自体が嫌な作業だったとしても、その一歩先のことを考えれば、目の前のことが苦でなくなることってあるじゃない?
それと同じで、大学受験の時は受験勉強のその先にある魅力と、目の前で直面している勉強のおもしろみとにズレがあったんだよね。
左京
先に対する魅力ってさ、さっき真輝君が言ってたように、同じ4年間を過ごすんだったら大学よりも歌舞伎町で働くことを選んだ方が自分自身がより成長できるということになるよね。
だから、真輝君のなかで大事なのは、より成長できる選択肢を選ぶっていうことだよね。例えば一般的には、その先にあるのは、お金だったり、世のため人のためみたいなこともあるかもしれないけど、それよりも、その先で自分自身が成長できるっていうことがすごく大事なのかな。

手塚
それかもしんない。自分自身の変化が一番かもしれない。
だから、例えば、「結婚したいですか?」 って聞かれたりして、結婚したくはないけど、子供は欲しいなって思って、何で子供が欲しいんだろうなって考えたら、子供ができた時の自分に会いたいんだよね。
子供を持ったときの自分がどんな人間になるんだろうかって。そういう自分自身の変化が一番楽しいよね。
左京
それは仕事をするうえですごく大事なところかもしれないよね。
手塚
例えば旅行に行ったりするのもそうじゃない?
どこかに旅行した時にその旅先でどんな自分であったとかより、「こんな人に出会ったんですよ」、「こんなことがあって楽しかったんですよ」 ってみんな言うけど、それよりも本当は自分がどう思ったかが実は重要なんだよね。
自分よりも他者のことを優先して喋る人って多くない?
左京
うんうん。
手塚
じゃなくて本当は自分が楽しかったこと、そこでどう思ったかが一番重要なことでね、自分の成長が本当は重要。

左京
そう考えると、たぶんホストっていう仕事が個人の裁量で、明日行かなければ0だし、自分の個人商店が流行って行列ができればどこまでもお店が流行るみたいな・・・・・・、そういう働き方が真輝君にはすごくしっくりきたんだね。
手塚
しかもわかりやすかったから。今だったら会社があって、その会社にはそれぞれの役割があって、チームとしてその役割を果たすっていうことも考えられるけど、若い頃はそこまで考えてなくて。直接的な結果が欲しいもんじゃない?
若い時に今月がんばった俺は、何十人のなかで何番だったっていうのは中学生の時の学区内テストと同じ感覚でやってたと思う。テスト返してもらって学校で何番でしたっていう結果、みたいなのをもらう時の感覚とほとんど一緒。
でも、それがホストの仕事の時はクラスで一番っていうのと同じ感覚で、毎月頑張った結果をお給料がいっぱいですっていうふうにわかりやすくもらうから。だから仕事っていう感覚ではなかったな。
(続きます!)