あらためて思うこと。
今日は夏のように気持ちのいい晴れですが、
明日からはまた雨で、梅雨の時期に突入して
しまうかもしれないですね。
雨が降ると外に出るよりも、家の中で楽しく過ごそうと思うかとも
いらっしゃるかと思いますが、そんなときはぜひ、
こちらをご覧ください。
★ハモラジ(原宿表参道ラジオ)
原宿表参道に住む、働く、よく遊びにくる、などこの地域が好きな人に向けて、
地域の魅力を発見するためのラジオのようなUSTREAM中継を行っています。
中継を視聴するだけではなく、ツイッターでトークに参加できますので、
ぜひ、当日の中継をご覧ください。
というわけで、ここまではおもいっきり宣伝でした。
先週、土曜日に、シブヤ大学スタッフ内での各プロジェクトの
今年度発表が終わり、あらためて思うところがあります。
発表の中でも少し話をさせてもらいましたが、
やはり、「自分の仕事をつくる」を自分に紹介してくれた、
最初の会社の先輩の影響は大きいですね。
「自分の仕事をつくる」だけではなく、「調理場という戦場」や
複雑系、白洲次郎、下山事件などたくさんのことを教えていただきました。
自分が会社に入社したときのその先輩の年齢を自分はもう超えて
しまいましたが、まだ自分がその先輩にはなれていないです。
早くなれるように。
早く追い越せるように。
堀田
奈良ツーリズムのレポート(4)
◆1月10日(月・祝)ーーーーー
あっという間に最終日。
授業が終わった後も、色々考え事をして眠れなかったという人も。
(かくいう私もノートに向かってもんもんと書き物をし、すっかり寝不足)
ちょっと早めに会場に到着して、
昨年のゲスト隅岡樹里さんの朝カフェを楽しんだり、
壁に張り出してあるゲストへのコメントを読んだり、
2階にある図書館で本を探してみたり・・・
思い思いの時間をすごしつつ、3日目がスタート。
09:30~12:00 皆川 明(ミナ ペルホネン代表、デザイナー)
陸上部での体験や魚市場のアルバイトで学んだ
忍耐強さ、長期的な目線、素材へのこだわり...
皆川さんの生き方=作るものという一貫性を感じました。
陸上や魚のたとえ話がユニークでわかりやすく、会場にはよく笑い声が。
"ブランドを所有しない"という姿勢は、
今だけを見たら謙虚で、
人生全体で見たらとても欲張りなのかもしれないと思いました。
「不器用さや覚えの悪さが今は自慢。
すぐにできないから飽きずに一生できるかもと思った。
学生時代は、お金を貯めたら旅行に行っていて、気がついたら除籍になっていた。
課題はできずに、あわよくば友達が作ってくれないかなと思っていた。
やめちゃえば?と言われていたけれど、
まだ2、3年しかやってないからなあと思っていた。」
「自分の考えは魚市場で得た。
仕入れと技術は一貫している。
素材選びが物作りのスタート。」
「自分が仕事をやる意味を考えたとき、
価値が下がらない物を作っていきたいと思った。
セールに疑問を持っていた。
4ヶ月たったら価値が半分に下がってしまうものって?
そもそも発信者側が、半分の価値の物しか作ってないんじゃないか?
変わらない価値としてやっていきたい。」
「簡単に手に入る物は、簡単に捨てられる。
着る人が違うがわかるうちは、素材にこだわる価値がある。
高くても毎日ヘビーローテーションしてもらっても大丈夫な物をつくる。」
「一人の人生だけで完成しない物を作りたい。
そう考えると嬉しいし、自分の人生の時間は短い。
だからメールは使わない。図案も文字も感情も書ける
自分のよさ、自分の持ち時間に対して一番いいものを選んでやっていく。」
「頭の中で描く着地点に対して到達するまでの時間が足りない。
うなぎのタレみたいな感じで、継ぎ足し、継ぎ足しやっていきたい。
最初にせめて100年と決めた。
ブランドに価値があるとしたら、経験値の蓄積とシナプス同士のようなつながり。
規模は大きくなくていいから深めたい。
大木になるより、細いけど年輪が詰まっていて
堅くて倒れない木みたいなブランドをつくりたい。」
「ひとつ出した物が、長く価値を持っている。
一回の大量生産ではなくて、時間をかけて、結果として大量生産になる。
そうすれば、多くの人に届けることができると思っている。」
「自分で話すときミナに入った頃は・・・という話し方。
自分の為に働いてもらっている訳ではない。
ミナ ペルホネンの為にみんなが働いている。」
13:30~16:00 伊藤 ガビン(編集者、ディレクター)
「ガビンさん、まじめにやってください。」
「わかりづらいです。」と西村さんに突っ込まれつつ、
掛け合いが面白かったガビンさん。
"マイ・ファーストチェーンソー"などの展示物をはじめ
CDのジャケットやパラッパラッパーなど制作物を
紹介しながらお話は進みました。
ご自身では"あまのじゃく"だとおっしゃっていましたが、
社会の事象や常識をひとつひとつ自分の目線で見て
編集しなおしているともとれる発言に
私は逆にものすごくまじめな方なんじゃないかと思いました。
(個人的には、一番共感できる方でした笑)
「3分間で飽きて捨てられるものが好き。
ずっと新しいことをしていたいし、
自分も飽きてしまう。」
「まちがい発注が多い。
自分ができることじゃ無い物が降り掛かってきて
でもそれが面白かったりする。」
「"履歴書に一行増える仕事"じゃないと、
何もしてなかったことになる。
どんなにそうでない仕事が面白くても。
雑誌のライターってたくさん書いても、
書籍になるまでは履歴書に書ける仕事にならない。
おもしろいライターでも本が出ない人っていますよね。
僕はそういう人に影響を受けてきました。」
「新しい"ジャンル"を作りたい。
たとえば、パラッパラッパーだと音ゲーとか。
そうすれば社会的に楽しめる。
自分が神様だったら、新しい味覚を作りたい。
そうすれば、料理の数が増える。」
「答えが知りたいわけじゃない。
答えが無い事を考えるのが好きだし、矛盾が大好き。」
「たとえば、"生きている価値はない"っていう設定で生きている。
自分が生きることに意味は無いけど、
その上でどう生きるのかっていう問題提起の方が楽しい。」
「アンバランスを保ち続けていたい。
どこから見ても"他のジャンルの人"。」
16:00~乾さん×西村さん
今回が最終回という事で、
この企画を西村さんにオファーした図書館職員の乾さんと
西村さんのお話が少しだけ設けられました。
「こう働こう、じゃなく触発するものを発信していく。
皆の中にそれぞれの答えがある。
それをみつけて貰えたら嬉しいです。」と乾さん。
「こういったイベントを通して
いちばん大事だなと思ったのは、温かい場をつくること。
冬寒いとき、人はちじこまってしまうけど
温まったら、動き出す事ができる。
ひとりひとりは小さいけれど、集まればあったかくなる。
ぜひみなさんが動き出して、新しい場を作っていってください。」と西村さん。
ゲストの生き方や働き方は、
それぞれに一本芯が通った見事さがあり、
涙がでそうになることもしばしばありました。
最初はさぐりさぐりだった
まわりの人たちとの会話も、回を増すごとに白熱して、
様々な発見があったり、感動したりしました。
すこし日常から距離をおいた奈良で、
温かな会場の空気に身をゆだねた三日間。
身体にも心にも栄養を補給する、大切な時間でした。
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東京に帰ってきて1週間がたちました。
毎日は慌ただしくて、あの3日間は、
まるで遠い夢のようです。
今回の授業を通して
自分なりに考え続けている事が3つあります。
◎自分を知り、自分なりのロジックを確立する。
何をしたら自分は満足なのか。
自分は何が得意で何が不得意なのか。
◎社会通説を鵜呑みにせず、自分で見て・聴いて・触れて判断する。
常識を鵜呑みにしない。
評論家にならず自分で体験して判断する。
◎アクションを起こし、言動や行動に責任・覚悟を持つ。
ビジョンを持ち、それを実行に移している。
自己決定権を持っている。
この文章を読んでくださったあなたは、
何を思いましたか?
働くとは、なにか。
こうすればいいとか、
こうしたら誰々がこう思ってくれるとか、
全く関係ないところで。
ちょっと立ち止まって、「自分の仕事」について考える。
そんな貴い時間を、是非持ってみてください。
文責/花輪むつ美
奈良ツーリズムのレポート(3)
◆1月9日(日)ーーーーー
2日目の朝は、7時に集合してお散歩へ。
今回のツアーは一日中図書館にカンヅメというある種ストイックな企画だったのですが、
せっかく奈良まで来たので観光も。。。ということで奈良の中心街や穴場スポットへ。
藤丸さん/村岡さんのガイドでお寺の由来なども聞きつつリフレッシュ。
さわやかな気分で、再び図書館へ。
09:30~12:00 鈴木 昭男(サウンドアーティスト)
手作りの楽器の演奏や
あきにゃんという猫のイラストのスライドで、五感を愉しませてくれた鈴木さん。
西村さんと会った時に「生きてます」
と自己紹介をなさった、というエピソードどおり、自然体で生きている方でした。
言葉にするのが難しいのですが、その場の空気が優しくなるような
印象を受けました。
「相手が納得するんだったら、
何も肩書きつくらなくてもいいかなって、
過ごしてきたところがあります。
枠にはまっちゃうと、その中でしか泳げなくなる。」
「"働く"というと違和感がある。
かといって、遊びでもない。」
「予定が決まってしまうと
その日が来てしまう。
終わってしまう怖さがある。」
「"日向ぼっこの空間"という作品をつくる際に考えていたのは、
一日だけ使ったら、後は自然に戻ってほしいということ。
風化していって、50年もしたらなくなる。」
「風の音、鳥の声。
それらを、言葉に置き換えて聴いていた。
そうではなくて無になるために
ひとの言葉に変換したくないと思います。」
「正しい姿勢で歩きたい、
わだかまりなく生きたいだけ。」
13:30~16:00 山本 ふみこ(主婦、随筆家)
主婦と随筆家という2つの顔をもつ山本さん。
自分を大切にする主婦の仕事と、
まわりの人を大切にする随筆の仕事のバランスの良さを感じました。
"うまくいかなさ"をありのまま受け入れる山本さんの姿勢は、
悩みをもつ人に是非知ってほしいと思います。
「思い返せば、うまくいかないことの連続だった。
でも今思うと懐かしいし、愛おしい。
仕事についての悩みを持っている人に
言いたいのは、うまくいかなさが面白さにつながるっていうこと。
こんな時代だからこそ、自分の軸をたてるのに役立つと思います。」
「今の若い人は、結果ばかり求める気がします。
本当は途中にある物が楽しいのに。
何もかも、エレベーターみたいに行き先ボタンを押したらそこにいくのではなく、
階段を一歩一歩のぼる楽しさを知ってほしい。」
「主婦という仕事で、
ルーティーンワークが嫌にならないような気の遣い方をしています。
"私"と"家"という感覚があって、
私をもてなす、私を甘やかす事を大切にしています。
自分自身に気を遣うというか。
人は二の次、自分が生きて、元気でいる事が一番大切。
ひとりでいるときでも、きちんといただきますを言う、みたいな感じ。」
「エッセイストとしては、
プロフェッショナルと呼ばれる人たちが、
ストレスなく仕事できることを大切にしています。」
「日本語の仕事をずっとしていきたいと思っています。
日本語が好き。美しさがある。
好きな言葉は、孤独と異端。
悪者にされているけれど、いい言葉。
"孤独"は、ひとりきりで何かをするぞという覚悟。
"異端"は、つい考えがはみ出す、自分への餞(はなむけ)。」
「思い込みを取っ払う。
時には、思いがけない事をしてみる、ずっとやってたことをやめる。
休めるなら休む。
自分自身に対する誤解は手放した方が楽になる。」
16:30~19:00 中村 好文(建築家)
「"働いている姿"をいちばん見てほしい大人だと思う」、
と西村さんに紹介されて登場した中村さん。
社会に出たら、我慢して働かなきゃいけない?という疑問を吹き飛ばす、
ラテン系の明るさとパワフルさを持った方でした。
趣味の替え歌を披露してくださったりと、
建築の巨匠然としていない気さくさが印象的で、
だからこそ多くのファンや会社メンバーとの家族のような関係性が
つくれるんだろうと思いました。
「面積計算できない、事務能力がないのを利用した。
だから最初から一番楽しい設計に携われた。
だって、それしかできないんだから。」
「有名な評論はいっぱいあるけど、自分が感じる事は違う。
『住宅巡礼』にはそれを書いたつもり。」
「大切にしてきたことは、身の丈を超えない事。
自分ができないことはしない。立身出世しない。
地位や権威からは遠いところにいたい。
野心が無いとも言えるし、
向上心がないとも言える。
でもそれが自分の身の丈と性分に合っている。」
「競争しない。
色んな人がいるから、その人のペースがある。
自分で走るだけだから、遅れても気にならない。
周りの人を気にしないし、卑屈にならない。」
「遊び半分でやりたい。
半分まじめだからいいじゃん。
才能があるとしたら、ひとつのことを愛し続ける事。」
「ジーンズみたいな家をつくりたい。
その人の普段着をつくる感覚。」
「みんなが稼いだお金をみんなで使うから、
いくらあるかわかるようにしておく。
みんなで運営している健やかさがあるし、みんなで頑張れる。」
「楽観的だし、計画性が無い。
いやなことはどんどん忘れる。
いやなことは歌にしちゃう。」
「社会をどうにかしようとかではない。
物が必要かどうかは問題じゃない。
自分が作りたい、やりたいからやる。」
「ホームズの言葉で、"仕事が報酬"という言葉がある。
お金のことは考えない。やるか、やらないか。
お金に見合うかどうかは考えない。
若い人たちによく言うのが、
"霞のおにぎりに、夢をふりかける"。」
「"普通"という言葉が好き。日本語はネガティブな言葉だけど
スウェーデン語の"エンケル"は、
"ちょうどいい"や"シンプル"、"誠実"といった意味をもつ。
住宅とは、箱の事ではなく暮らしの事。
ひとりの人間が居たら、その向こう側にはたくさんの人たちが居る。」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
2日の終わりには、「つる由」で懐石料理を。
普段は財界人などが訪れる有名なお店で、
なかなか入れないお店だとか。
見た目にも美しい料理の数々、
繊細な味付けに、みんな感動。
お刺身、白子といった食材が新鮮でおいしく、
デザートのくずもちとお抹茶まで
ゆっくりとした時間を過ごせました。
(お店の方をはじめ、コーディネーターの堀田さん/藤丸さん/村岡さん
本当にありがとうございました)
奈良ツーリズムのレポート(2)
◆1月8日(土)ーーーーーーーーーー
1月特有の凛と澄んだ空気に包まれて、奈良駅に集合。
「前日から観光してました~」という前乗りの方、
「ちょっと緊張しています!」という初参加の方、
「フォーラム参加3回目!」の着物の常連さんなどなど。
自己紹介を簡単に済ませて、会場となる奈良県立図書情報館へ。
フォーラムの進み方は、一方的に話を聞くのではなく
「自分にとってどうか」をしっかりと考えられるよう配慮されたものでした。
まず、配布された事前インタビューを読んで、何を感じたか参加者三人組で話し合う。
その後に、ゲストの話を聴く。
またさっきの三人組で話す時間がある。
西村さんがファシリテーターとして入り、ゲストとトークセッション。
今度はさっきと違う参加者、3人ないし2人で会話。
最後に会場からの質問や感想を取り入れながら、
会場全体へフィードバックしていくというもの。
ゲストが話すのは、仕事「論」ではなく、
・自分はどんな仕事をしてきたか
・その中で何を大切にしてきたか/しているか?という2点。
一般論ではなく、ゲストも参加者も「自分はこう思う」と話し、聴き、考える内容でした。
ここからは、ゲストの方の紹介と、私が心に残った言葉を簡単に紹介したいと思います。
「絶対こうすべきだ」と鵜呑みにするのでも、
「自分とは違う成功者の金言だ」と突っぱねるのでもなく、
フラットに、自分にとってどうなのかを考えてみてください。
言葉とともに少しでもあの場の空気感が伝わって、
読んでくださる方の気付きや刺激になれば幸いです。
09:30~12:00 広瀬 敏通(ホールアース自然学校創設者)
マイクを通さず話す声を大切にしているという広瀬さん。
インドに村を作ったり、洞窟へ探検に行ったり、川で3日間流されたり。
肉声で語られるお話はどれも面白く、
"人の判断ではなく自分の判断で動く"
広瀬さんならではのエピソードだと感じました。
「お金がなければ使わなければいい。
何かをするのにお金が必要だとは思わない。
自分という労働力があるし、行動すれば何かができる。」
「こだわりがないのがこだわり。決めた事を覚えていない。
その瞬間やりたい事をやってきた。3年後生きてるかわかんないんだから。」
「ミッションは後から作られる。
あらかじめ決めた物はあえて変えてみたい。」
「いい家庭、いい会社、いい学校に可能性がないと思っている。
自分自身に可能性がないと思うのなら、ドロップアウトしてみればいい。
それはとても魅力的なことだから。」
「思えば人がいないところを目指してきた。
有名どころには行っていない。
過疎地は居場所がある。
田舎は仕事ないっていうけど、そんなことはなく、
必要な事をやっていればいつの間にか仕事になる。
田舎は多業。とりあえず便利屋さんになってみればいい。」
「社会に対して世の中は変えられると思ってきたし、行動してきた。」
13:30~16:00 坂口 恭平(作家、建築家、 『0円ハウス』著者)
マイク一本で30分以上一気に話した坂口さん。
まるで一曲の音楽を聞いているような
なめらかに人を引き込む話の上手さと、独特の視点が印象的でした。
ゼロ塾をはじめ、ビジョンが多くの人に支持されるのは、
物事や人に対する関わり方が深く、
真剣だからなのではないかと感じました。
「普段と見ている景色を変えることを、レイヤーを変えるって呼んでいる。
たとえば、塀の上を歩く、しゃがむ。
109のしゃがんでるギャルたちも、
そういう風にして社会を見ているってことだろ」
「行動している人の言葉を信じる。
自分でやるって決めたことをやっている人を信じる。」
「正しくなくてもいい。カッコ悪いことはできないと思っている。
迷ったら、"お前それ、自伝に書けんの?"と自分に問う。
それに、偉い人の自伝とかだいたい10年は食えないんだから。
今食えなくても大丈夫。」
「江戸川乱歩を読んだとき、この人は小説家ではなく"空間家"だと思った。
空間で見ると、料理本も小説も同じ。
この人は画家っていわれているけれども、
本当は音楽家なんじゃないかって思う事がある。」
「inspiration is gift。
本を読んで受けたインスピレーションは先人からもらったもの。
先人たちから受け取ってきたギフトを、今度は自分が次の人に渡したい。
アイスホッケーみたいなもの。」
「ゼロ塾は自分からは教えないけど、徹底的に、厳密に聴く。
"あなたよりオレの方が本気だ"っていうのを伝えると、"あなた"はやめられない。
忘れない人はその人に対して緊張感を与える。」
「成功したいと思うから失敗する。
成功という概念はない。実現しかない。」
「スーパーマリオが好き。
コインをいくつ集めたとしても物を買えないところがいい。
100コインで1アップ。それって、もっと生きろってことだろ。」
「本当にやりたい人は、何を言われてもやめない。」
16:30~19:00 川口 有美子(アドボカシー、『逝かない身体』著者)
ALSの母の看病をきっかけとし、
病のパラダイムシフトを目指して活動している川口さん。
"自己実現"とは何か、"働く"とは何か、考えるきっかけになりました。
その人が居る事が働き、という言葉が印象的でした。
「息ができなくなって、口から物がたべられなくなったからといって、最期ではない。
終末期と言われて17年目の人が居る。
息ができなくても、呼吸器をつけて生きている人が居る。」
「病気になったら、家族が介護すべき?
自律(自立)できない人は施設で暮らすしかない?
寝たきりでは働けない?
そういった、常識や通説に対し、
ナラティブの書き換えを行っていきたい。」
「哲学や社会学の本をたくさん読んだ。
"生きる意味"とかではない。
呼吸器をつけてまで生きているのは、
自分が勝手にかわいそうだと思っていただけ。
考え方を変えたら顔の赤らみとか、非言語コミュニケーションから
気持ちや体調を受信できるようになってきた。」
「病気になったからって不幸ではない。
家族の中での自分、地域の中での自分。
病気の人であっても、そのひとの働きがある。
例えば、その人がいるおかげで地域の医療制度が見直されたり。
それはまるで転職のようにとらえる事ができる。」
「稼ぎが伴う働きと、稼ぎが伴わない働き。
"仕事"には二つあるように思う。
その人が居ることで、その場が上手く回ったりする。それも働き。」
「ALS患者の家族に、情報はできる限り提供する。
それから選択してほしい。
悪い情報ばかりでなく、いい情報も与えたいと思っている。」
「呼吸器をつけてあげないという選択は、
その人を殺してしまう事になる。
つけてあげたら、
15分おきにタンの吸い上げをしなければいけなくて、24時間介護に。
どっちにしても家族に傷がのこる。
だったら、社会化してしまう。
仕事としてヘルパーを雇う。」
「自己実現とは何か。
自分の願いを実現するのではなく、何かが自然と現れてくるもの。
仕事が無いではなく、自分が何かをはじめれば仕事になる。
自己実現できないと自分を苦しめるのは、自分の思考。」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
この日は、奈良だからこそ食べられる食事を、昼・夜みんなで楽しみました。
お昼は、やさしい味付けの「うとうと」のお弁当。
出し巻き卵やお漬け物がとても美味しかったです。
(うとうとのお店にお邪魔すると、芸術家の野村さんご夫婦が長屋の一室でお迎えしてくれるそう。昼食・夕食、各一日一組限定だそうです。)
夜は「玄」のお蕎麦を堪能しながら、
ならまちで地域活性局という会社を経営している藤丸さんのお話や、店主、おかみさんのお話をお伺いしました。
自家製粉とのことで、
蕎麦がき、蕎麦豆腐、そば湯まで、とても風味豊か。
極細打ちの田舎そば・せいろ蕎麦の食べ比べもでき、とても贅沢な時間を過ごせました。
老舗ならではの趣ある店内や、作り込まれたお庭も素敵で、
みんな思わず写真を撮りながら帰路につきました。
奈良ツーリズムのレポート(1)
自分の仕事について考える三日間
「あなたにとって、仕事とは何ですか?」
お金を稼ぐこと?社会に貢献すること?ただこなすだけのもの?
それとも、もっと大切な何か?
問いの答えは、千差万別で何が正しいという事はないものだと思います。
1年に1回、3年に渡って行われた"「自分の仕事」を考える三日間"は、そんな誰しもが持つ問いに、各々が向き合う時間をつくるイベント。
西村佳哲さんをファシリテーター(聞き手)に迎え、
「仕事」や「働き方」をテーマに全8人のゲストを招いてお話を伺い、
集まった参加者同士も話し合えるフォーラム型のトークセッションです。
今回は、このフォーラムをメインとした姉妹校合同ツーリズムということで、
シブヤ大学だけでなく京都カラスマ大学や大ナゴヤ大学からの参加者の方も交え、
総勢15人が3日間授業を楽しみました。
今日は、
夏のような日差しで、
でも、とても気持ちのよい風が吹いていて、
今はシブヤ大学の事務所で、しごと課の紹介資料を
つくっています。
本当はどんな人がくるのか、もう少し見えてから
資料をつくりたいところですが、今のところの参加予定の人たちの
顔を思い浮かべて、コーヒー飲みながら、資料をつくっています。
また、個人的にはしごと課だけではなく、
去年、ちょこちょこと会議に出ていた、キャンパスMAPつくり隊!。
また、隊長のことなので、何が飛び出るのかわかりませんが、
ようやく、自分のやりたいことと、マップ隊とがあってきたような気がします。
はやく資料をつくらなきゃ。
ではでは。
堀田
明日は、
明日は、シブヤ大学5月の授業日です。
3月は震災の影響で延期、中止になり、
4月は3月に十分な準備ができなかったため、
授業数自体が少なかったのですが、
ようやく、通常に戻りつつあります。
たまたま、明日開催の授業は少ないのですが、
翌週28日には、左京学長コーディネートの
授業「一緒に生きる。~小さな希望を見つけるための
ワークショップ~」も実施されます。
興味のある方は、まだ募集していますので、
ぜひご応募ください。
また、明日は、授業のあとにシブヤ大学のスタッフに
むけて、各プロジェクトの簡単な紹介や今年度の方針などを
話します。しごと課ももちろん、時間をもらっているので、
丁寧に今までやってきたこと、そして、これからやっていくことを
話したいと思います。
参加予定のスタッフのみなさん、
お手柔らかにお願いします。
堀田
顧客がちゃんと見えている人
5月も後半になり、急に暖かくなってきましたが、
どうやら風邪をひいてしまったようです。
まだまだ、夜は寒いので注意しないと。
そして気候の変化とともに、仕事もだいぶ落ち着いてきました。
ようやく、昼間や夜に人に会う時間がとれるように
なってきました。
そして、これからはもっと時間をつかえるように、
自分自身の働き方も変わっていきます。
今回の変化は結構大きくなりそうなので、この変化を楽しみつつ、
同じ会社で新たな挑戦をしてみようかと思っています。
そんなわけで、現在同じ会社で新しく挑戦していきたいことを
まとめているところなのですが、やはり、顧客がちゃんと見えている人は
すごいです。
去年、知り合ってから、まだ数回しか会っていませんが、
とても信頼している人と先日ご飯を食べて、話をしている中で、
ちゃんと顧客が見えているので、ぶれがない。
自分も、しごと課を含め、さまざまな点における顧客がちゃんと見えているのか、
あらためて振り返ってみます。
堀田
カズに学べ。
3月11日の震災以降、数々のチャリティイベントが
開催され、とくにスポーツのイベントはさまざまな
競技において行われています。
その中でも、やはり一番印象に残っているのは、
3月29日のサッカー日本代表とJリーグ選抜の試合、
そして、キングカズのゴールだろう。
先日もたまたまテレビで見て、それだけで胸があつくなるような
気持ちになりました。
そして、先週発売されたnumberは「カズに学べ」。
キングカズの歴史が集約され、正直、これほどまで学びに対する考えを
もった人だとは思っていませんでした。
スポーツ選手は言葉を持つ人と持っていない人がいますが、
キングカズは明らかに自分の言葉を持っている人でした。
その特集のなかのある金言が、頭と体と心から離れません。
今の自分にぐさりと突き刺さる言葉なのでしょう。
学ばない者は人のせいにする。 学びつつある者は自分のせいにする。 学ぶということを知っている者は 誰のせいにもしない。 僕は学び続ける人間でいたい。
僕も学び続ける人間でいたい。
堀田
10年
連休も明けて、昨日は終日外出、打ち合わせの連続で、
更新できませんでしたが、決して、連休ボケ、5月病などでは
ありません。
そんなものになっているヒマがないぐらいに、
休み明けから、いや、休み中も忙しかったです。
そして、もうしばらくの間。
4月のどこかで更新しようと思っていたものの、なんとなく
忘れて、5月になって思い出しましたが、今年の4月から
働き始めて、10年目になります。
別に何というわけではありませんが、10年一区切り、
この一年間は、この10年に自分が仕事を通じて行ってきたこと、
感じたこと、考えたことを少しずつたな卸しつつ、次の10年に向けて、
整理をしていこうかと思っています。
というのも、連休の前から、しごと課のたな卸しをしたり、
会社内での面談が近々あるので、そのためのこの1年のたな卸しをしたりと、
内省、振り返りが最近続いているので、定期的に必要なのだなぁと感じる
今日このごろ。
アクション、アンド、リフレクション。
堀田
気持ちのいい場
ゴールデンウィーク二回目の3連休は実家に帰っていました。
実家に帰るとよく行く場所があって、それは、家からすぐ近くの
海の見える、とても気持ちのいい公園です。
公園といっても、そんなに大きな場所ではなく、
草花と、ちょっとした遊具があるだけで、あとはあまり多くのものを
置いていないのですが、朝から夕方までたくさんの人が集まり、
楽しんでいます。
そんな公園で少しだけ考えていたのが、しごと課でも、
先輩訪問のようにかなり少人数(ほとんどがマンツーマン)の濃密な場ではなく、
もう少し緩やかに多くの人が参加できるような場があってもいいかな、
ということです。
まだ、ふとイメージしただけなので、具体的なことは何も
決まっていないし、決めていませんが、来週、久しぶりの(震災の前日以来の)
しごと課会議を行い、そこで、これからのしごと課について、
自分が考えたことを話すので、公園のような気持ちのいい場について、
もしかしたら、話すかもしれないです。
みなさまには、また、進捗があれば、こちらで報告します。
堀田
海は見てきませんでした。
今日は、カレンダーどおりに出勤されている方にとっては
3連休の合間の一日。
オフィスはとても静かで、まだ席にいる人もまばら。
このまま休みなのか、それとも、ただ遅刻しているのか
わからないような雰囲気です。
3連休前に海を見ると、ブログに書きましたが、結局、
海は見てきませんでした・・・笑
ただ、いつもは乗らない電車に乗ったり、いつもは行かないような
ルートで自転車で走ったり、カフェでゆっくり本を読んだり、
料理をつくったり、最近会えていなかった人とゆっくり話したり、
時間の使い方を自由に過ごしました。
明日からの3連休は、しっかり予定が組まれているので、
海を見に行く自由はありませんが・・・苦笑、実家に帰って、
本物の海を見てきます。
ここ数年は広い海を見ると、心がすーっと、落ち着くんですよね。
疲れた心身を休め、整えてきます。
堀田